ママとパパになって、生まれてきたわが子のために一番最初に解決しなければならない大きな課題は赤ちゃんの食事です。生まれてきたばかりの赤ちゃんにとっては、初めて口にするものですからママもパパも慎重になるのは当然です。
【母乳育児がベスト?】
WHO(世界保健機構)は母乳育児について以下のように推奨しています。
”様々な統計調査、研究結果を通して、生まれてから6ヶ月間の完全母乳育児は赤ちゃんにとって最適な選択であることが示されました。さらに2歳またはそれ以降においても、栄養補完食(離乳食)に並行して母乳を与えることが推奨されます。”
このような情報を目にすると多くのママは「WHO(よく分からないけど世界の保健の機構というくらいだからすごい組織っぽい)が言っているんだからその通りなんだろう」というように思うかもしれません。
みなさんご存知のように母乳自体は栄養のバランスがよく、ママの身体から作られるものなので安心安全です。
そういう意味では、赤ちゃんが口にする食べ物としてはベストといえるでしょう。
ただし、好感度タレント1位が全ての人にとってのベストではないように母乳育児もまた全てのママにとってベストというわけではありません。
【母乳?それとも粉ミルク?】
母乳育児か、それとも粉ミルク育児か、はたまた混合育児にするかはママ自身の身体と生活スタイルによります。母乳の量が十分でないとか、働くママにとっては粉ミルク育児や混合育児は最適な選択といえるでしょう。
ただし、一つ覚えておいてほしいことがあります。
ママとパパがどのような形の育児を選択したとしても、大事なことは育児を楽しむことです。
母乳でも粉ミルクでも赤ちゃんの栄養面、精神面での欲求を満たすことはできますから、生まれてきたばかりのわが子との貴重な一日一日、一瞬一瞬をいつも楽しむことを心がけてください。