オーガニック粉ミルクとは

【オーガニックとは】
皆さん、オーガニックという言葉を聞くとどんなイメージが思い浮かびますか?
「体にいい」「有機野菜」「農薬を使っていない」「高級」
などの印象を持つ人が多いかもしれませんね。では実際のところはどうなのでしょうか…
そこで、せっかくオーガニックに興味を持っていただいた皆さんに正しく「オーガニック」の意味を知ってもらうために、こちらのページではさまざまな視点から解説していきます。

【オーガニックの言葉の意味】
オーガニック(organic)は、日本語に訳すと「有機栽培、有機農法、無農薬の」などの言葉で表現されます。
私たちが普段の生活でよく目にするオーガニックとは、化学肥料や農薬を使用せず、自然の恵みを生かして栽培された農作物や畜産物、またそれらのものを使用した加工品をさしていると考えていいでしょう。

【オーガニックは地球環境を守る】
オーガニックが広まることにより、人間にとってだけでなく、動植物から微生物にいたる全ての生命にとって、健康で豊かな自然環境・社会環境が実現します。
オーガニックの農作物や畜産物を作るためには、それに関わる様々なものを有機的にする必要があります。その結果、おのずと自然を重視した作業、栽培が行われるために環境に対して好循環が生まれます。

【「オーガニックは安全で体にいい」という考え】
安全面から見ると、オーガニックは、畑に使う肥料から加工食品の添加物についても、可能な限り化学的なものを排除しているので、化学的危害のリスクは一般品に比べて極めて低くなっているのは事実です。
一方で栄養の面から見ると、オーガニック品も一般品も大きな差はないと言われています。ただし、人工的にビタミンなどの必要な栄養素が加えられている一般品に比べると、オーガニック品はそれぞれの農作物の持つ自然な状態での栄養素が入っているので、よりストレスのないバランスのとれた方法で栄養を体に取り入れることができると言えます。

【国産のオーガニック品が少ないのはなぜ?】
オーガニックの大変なところは、肥料となるふんを出す牛たちのエサもオーガニックでなければならない点です。
日本の場合、畜産(牛や豚や鳥)は輸入のエサに頼っていて、それも高価なオーガニック飼料ではなく安価な遺伝子組み換えのエサを使用している農家がほとんどです。
国産のオーガニックを実現するためには手間暇かけた生産者の努力が不可欠です。農業大国と言われている日本ですが、実際は人手不足の農家も多く、またドイツ、オーストラリア、アメリカなどの欧米諸国と比較しても、国をあげてオーガニックを推奨する運動や支援も少ないので、有機栽培にまで手が回らないというのが現状といえるでしょう。

【HiPPオーガニックシールの意味】
ベビー食品メーカーを名のることは、同時に大きな社会的責任を担っていることを意味します。
HiPP社はこのことをよく理解しているからこそ、常に最高水準の安全性を追求し、オーガニック商品の開発にこの60年身をささげてくることができました。
HiPP社の提供するすべての商品には2枚のシールが貼ってあります。1つはEUが定めた有機栽培基準をクリアしていることを証明するEUオーガニックシール。そしてもう1つが、HiPP社自身が定めたEU品質よりも厳しい評価基準を擁する品質テストをクリアしたことを証明するHiPPオーガニックシールです。これによって最高水準の安全性を世界中の赤ちゃんに届けることを保証しています。